苦渋。その先に。

こんばんは!

ダンサープロデューサーのCobAです!

この度、スタジオを休講させる決断に至りました。

何度も意見交換を重ね、関係各所との連携の上、下記の判断に至りました。

新型コロナウイルスに伴う 臨時休業等決定のお知らせ

たった一週間の休講。

されど一週間の休講。

今回の件に関しては、色んなチャンネルから情報収集し、政府、行政の判断と、スタジオを取り巻く環境など、あらゆるケースを想定した結果、メンバーの皆さんのリスクを少しでも軽減したいと考えた結果です。

本当は、こんな時こそダンスの力が周りのヒカリになる。

今でもそう信じています。

だからこそ、CobAの直営チーム”StartUP!!dancers”のPVを早急に撮りました。

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StartUP!!dancers PV “GiveMyEnergy” from Yuta Kobayashi on Vimeo.

メンバーの皆さんのチカラに少しでもなれば幸いです。

コロナウイルスの発生で急速に世界が変わりつつある。

パラダイムシフト。

パラレルワールド。

シンギュラリティ。

こんな言葉が数年前からよく耳にするようになっていた。

だけど、”感染症”を理由にそれが加速度的に音を立てながら変わっていくなんて、一体誰が予測しただろう。

少なくとも、一般教養しか無い自分には全く予想もつかなかった。

当面の間、この感染症による影響は世界に爪痕を残しそうだ。

雲が晴れた後には、一体どんな世界が広がっているんだろう?

日本では、黒船がやってきた後、ちょんまげが無くなった。

長い間当たり前だった歴史が、一瞬にして変わったのだ。

玉音放送の後、国民の生き方は180度変わり、今までの日本では全く考えられない日本が建国された。

このように、何かが変わる時は、その前後では表と裏が逆転するほどの変化が起こる。

国民の健康を守るとされた”病院”は、今や最もリスクを抱えた場所となった。

病院に行かない方がより健康なのだ。

楽しく友達と触れ合い、手と手を合わせてコミュニケーションをとる前には、何かしらの壁がそびえ立っている。

何かしらが変わっていっているのは、誰でも想像がつくだろう。

ハッキリ言って、この10年間人の何倍も勉強してきた。

そんなに簡単にこの世の中を、裸一貫で渡っていけるなんて思えなかったからだ。

だけど既に、その知識もこの数日で社会が追い越していった。

悩み、苦しみ、模索する。

それが、人間のあるべき姿なのか?と感じたりもする。

未来を想像すれば霞むし、今を考えれば頭痛がする。

過去に浸って生きれば、生ゴミのように腐っていくのは承知の通りだ。

過去の常識の中に、未来はない。

きっと、こんな時代の境目に生きた人たちはそう多く無いハズだ。

そして、これからの世界はきっと、変化しない方が常識外れになるのかもしれない。

既に準備が整っている”5G”。

新たなジェネレーションが活躍する時代に突入するのだろう。

昭和の終わりに生まれたCobAにとっても、理解し難い社会構造になりそうな予感がする。

だから、ハッキリとこう思う。

「共に生きよう。」

世代を越えて、時間を越えて、経験を越えて共生していく世界がそこまで来ている。

誰が上、誰が下の概念がなくなり、できる事の価値とできない事への創造性が個人を越えて、可能性を生む。

そんな世の中の入口に立っているんだと、今理解している。

きっと、この先に待っている風景は壮大で、美しく、より清らかなのかと想像すると楽しみだ。

その為に、今のこの苦境をちっちゃな集落の力で戦い抜き、新しい時代の扉を多くの手でこじ開けたい。

SUP!!はそんなコミュニティーを創造し続ける。

そんなコミットメントがSUP!!メンバーの心に届いただけでも、自分が踏み出す一歩の価値があるのだと、自分に言い聞かせる今日この頃。

既に、みんなの力に支えられ立たせてもらっているのだ。