水の量

こんばんは!

ダンステクノロジー推進委員会のCobAです。

今日のオンラインレッスンで水の話になったので、その補足をしますね。

話の始まりは、部屋に扇風機を設置した生徒を発見して、「暑い?」と声をかけたところから始まりました。

家での運動は、環境によって室温や湿度が違うので、その場に合った設定が必要になります。

なぜ、室温をコントロールする必要があるのでしょう?

それは、体温調整がキーワードになってくるのですが、今回は”脱水”する事に着目した会話になりました。

「汗かくから。」

の答えに、「お水を1日にどれだけ飲むでしょう?」と問題を出しました。

・・・

「2.3ℓ??」

と返してきた男の子に

「正解!!」

と答えました。

適当な数字を言ってきただけにしては、いいところついてます( ✌︎’ω’)✌︎

もっとも、成人の体から毎日排出される水の量は、約2.5ℓとされています。

呼吸や、尿、そして汗がそれです。

一日水を飲まなければ、毎日2.5ℓ=2.5kg体重が減っていく計算になりますね。

わずか2%の水分不足でも脱水症状を起こすこともあります。

単純計算だと、体重100kgの人だったら1日で、50kgの人なら半日で脱水症状になるのです。

さらに、大人の体は60%が水分ですが、子どもは80%が水分でできています。

大人よりも、子どもの方が水分が必要ですね。

ただでさえ、遊びまわって動くのに、プラス運動するとなると水分摂取は超重要項目となります。

ですから、大人では2.5ℓ以上が必要な水分摂取量となります。

2.5ℓと言ってもピンとこないですから、私の800ml入るマイボトルを見せて「これ何本分?」とまた質問してみました。

「割り算かあ・・・」

と言いながら沈黙が続き、「3.?????」と答えがやってきました。

「そう!3本ちょっと!」

という、アバウトな正解にまた沈黙。

の後に、「飲めないよ〜」

と誰かが言っていました( ^ω^ )

毎日3ℓ程度水を持ち歩いて10年経ちますが、最近では全く苦にならなくなってきました。が、最初の頃は飲み忘れたり、飽きたりと大変だったのを思い出します。

一気に飲もうとすると”水中毒”になると聞いたこともあり、チョビチョビ飲んで10年です。おかげさまで水中毒になることもなく、水以外ほとんど飲料水を買わずに過ごしています。

スーパーモデルは5ℓも水を飲むようですが、私も夏場はスーパーモデルになれるようです^ – ^

体の半分以上を占める水が新鮮でキレイなら、体もすこぶる調子が言いわけです。

起床時や午前中、運動の合間には必ず水を横に置いています。夜はなるべく避けるのもポイントです。

ここまで言っても、水なんか飲む気にならないでしょうが、飲んだらいい事ありますよってだけ言っておきます。

逆に、運動中に砂糖水(売っているもの全て)を飲んでいるのを見かけると、止めたくもなりますが”ストレス発散しているんだな!”と捉えさせてもらっています。

それをインストラクターが飲む姿を見せることを、弟子にならめちゃくちゃ怒ります。

むしろ、一番最初に言っているのです。

20年近い昔、レッスンを受けていた時に「コーラ飲むと元気になるんだよ!!」と先生が言っていました。

それを受けて、周りの生徒はコーラをレッスン中に飲んでいたのです。

当時、私は財布にお金が入っていなかったので買えませんでしたが、先生が言っているならそうしたい!!って考えていました。

実際は、水分が抜けた体に一気に糖質(ブドウ糖類)が流れ込むことで血中糖度が格段に上がり、”ハイ”になっているだけの状態を「元気になる!!」と言ったのでしょう。

アブナイ表現ですが、体内ではそういった反応が起こっているのです。

だから、弟子には怒ります。

「知らなかった。」

だいたいの弟子はそう言います。

私もそうでしたし、今も知らないことは山ほどあるでしょう。

だから、言ってくれる誰かがいることが宝だと心の底から思うのです。

言われなくなったらどうするのか??

それは、そんな場所に自ら足を運ぶ以外ないでしょう。

水は色んなことを教えてくれます。