[多方面での定義]

●自分を信頼したり、価値・能力を信じること。

[ダンスにおける重要度]

★☆☆☆☆(1/5)

[どうなっていたいか?]

・自信がない状態でも、ある時と同じようなパフォーマンスを維持したい。

・外部環境による自信への影響をなくしたい。

[平均的状態]

・自信を持っている人に出会うのは稀である。

・自信という言葉自体が先行してしまうことが多い。

[どうしたらいいか?]

・”自信がない”ことが普通なので、その普通の状態で何ができるかを考える。

・自信を持つには、”自尊心”を意識できる状況を整えることが重要。

・小さなことでも約束を守れる自分になること。

・後悔しない生き方を毎日こなせること。

[具体的対処]

・生活の中で自分との約束をする。

・約束を守った自分を褒める。それを書き留めておく。

・それでも、ある日周囲からやってくる自信の崩壊を理解しておく。

[評価]

自信という言葉は、確定的事項とならない。

その裏にある自分の真意に気づき、本当の思いに気がついていくことが重要。

さらに「自信がない。」は言い訳の上等文句になりがちなので多用しないこと。

特に、子どもの教育時に自信の有無で物事を判断させるのはオススメできない。

「自信があるからやる。」は条件付きの行動パターンなので、ブレーキを踏みながらアクセルを踏むようなものである。

自信を持てたとしても、突然の不可抗力による自信喪失は否めないので、自信による行動動機はあまりに不安定である。

それよりも、「自信が無くても(最低でも)これだけできる。」といったパフォーマンスの方が信頼できる。

ダンスは再現性が求められる要素が多いので、どんな状態でも同じパフォーマンスができる状態を整えることが、強いて言えば自信になるのと同等の状態になるのではないかと考える。