武蔵丘短期大学 健康生活科 健康体育専攻 卒
2003年よりフィットネストレーナーとして健康増進に寄与し、高齢者中心の事業所で顧客数NO.1となる。
退職後も、健康への興味から基礎栄養学、食育、機能解剖学、運動処方論、運動生理学などを独自に学び、現在のダンス指導に十分に活かしているCobA先生が、専門家(プロ)ではない観点から見る健康法を紹介します。
感染症という言葉を聞かない日は無いというぐらい、この半年間は飽きるほど聞いてきました。
個人で仕事をするようになってからの十数年間、風邪やインフルエンザのような毎年起こるミニパンデミック期間は、仕事の穴を開けないように必死で対策する為に、沢山情報に触れ、実践し、納得してきたのが功を奏しているようです。
昔、芸能界でお仕事をさせてもらっていた時に、インフルエンザにかかりリハーサルに穴を開けた事があります。
その時に、振付監督から言われたのが「インフルだろうが何だろうが、穴を開けたヤツは使えない。」でした。
その時から、人の10倍感染症には気を使い、勉強してきました。
そんな中から、皆さんの役に立てばと思い、この記事を書いています。
まず、感染の定義ですが、ウイルスや細菌に暴露し、体内で増殖した時に初めて感染者とされるのだと勉強しました。
ですから、正確な検査方法は間隔を開けた検査でウイルス量の正確な数を検出できる検査でないと本当に感染しているかどうかは分からないのでは?と感じます。
実際には自分自身で症状を認識し、咳をしたりくしゃみをしたらウイルスが拡散されてしまうので、マスクなどの飛沫防止対策をします。
ですが、一般的なマスクの網目ではウイルスのミクロン単位の捕脱はできないとせれることから、病院ではN95マスクを使用していると認識しています。
飛沫と言っても、最近よく言われるのは2種類あって、大きな飛沫とマイクロ飛沫です。
大きな飛沫は1mもあれば地面に落ちますし、わざと”パイナップル”などの半濁音を使わない限り中々出ないと感じます。
逆にマイクロ飛沫は軽すぎて上方に昇り、少しの気流で空気中に攪拌されてしまうと、TVで専門家とスーパーコンピューターが言っていました。
元々、飛沫に含まれるウイルス量にも疑問がありますが、現在行われている距離の問題はこの飛沫感染の可能性に由来しています。
しかし、これも実際に感染したかどうかについては限定しづらく、他にも
・直接接触感染
・媒介物感染
・空気感染
・媒介動物
があります。
この中で、僕が一番気をつけているのが直接接触感染です。
でも、これも明らかに症状が出ている人が嘔吐したりした排出物に触れた時ぐらいでしょう。
そんな時は、流水と石鹸で手と顔を洗い自分のタオルや使い捨ての紙で拭くぐらいです。
大事なのは、体内に入れない事、入っても排出する事、排出できなくても不活性化する事、不活性化できなくても症状を最小限で抑える事だと思います。
要するに免疫状態の維持です。
免疫は、もう既に兼ね備えているものと獲得するものがありますが、絶対的に生まれながらにして僕たちの体には最強の免疫機能があると知っていましたか?
まずは、外壁です。
肌。
なんです!
肌にウイルスがついても感染した状況ではないですよね。
肌が無い部分には、
粘膜。
があります。
粘膜は体内細胞に付着する前の、いわば堀のような役割だと考えています。
粘膜をすり抜けても、場所によっては
線毛。
があり、体外に排出してくれます。
更に、細胞には直接入り込む事ができず、
細胞膜。
が直接細胞を守ってくれます。
ここまでが、僕が考える最強の免疫エリート集団です。
特に、最後の細胞膜は異物かどうかを判断する高性能オイルなのです。
しかし、体に入る油が低質な油だともちろん細胞膜のオイルも低質になります。
線毛も細胞の一種なので、繊毛運動を活発化させるにはATP-CP系が重要になってきます。
要は栄養です。酸素の摂取量です。
体に入れる物が何なのか?で私達の免疫機能の質は変化するのです。