こんばんは。
ダンスだけで生きている男、CobAです。
最近の休日は、衣装探しに明け暮れそこら中のお店に顔を覚えられてきました(๑╹ω╹๑ )
おそらく、皆さんの想像の付く範囲外のお店にも行っています。
すると、沢山の発見と高級店ってなんだろう?という気持ちにさせられたりもします。
求めているものは常に自分が思っている以外の場所にあるものです。
フィルタリング
フィルタリングは生活の至る所、人生の至る所に存在しています。
今の自分は毎日のフィルタリングの総集編であり、自ら進んでフィルタリングにかかっているのです。
フィルタリングとは、インターネットの閲覧制限に使われる言葉でしたが、ビジネスシーンの至る所でも同じように使われていますし、実は生活の中でも無意識的に個人個人が使っているのです。
例えば、試験なんかは全てが露骨なフィルタリングですし、友達関係で使われる共通用語も一種のフィルタリングとして捉えられます。
商品の料金設定や店構え、店員の所作や言葉なんかもそれにあたると考えます。
そんなフィルタリングに囲まれて生活していると、知らず知らずの内に”自分らしさ”という枠組みを自ら形成しその通りに行動するといった一貫性が生まれてきます。
そこから弾き出される行動パターンを他人が読み取り、個人という設定を決定づけているのです。
それは、自分というコンフォートに身を置くことで、安心して生活できる条件です。
安定的で、障害物が少ない日々が「生きる」事にとっては最大の重要事項になります。
人間の生存本能として、現代の私たちまで受け継がれてきたDNAであり、どんな人達にも備わっている能力です。
しかし、本能と環境は時に正反対の性質を生むことが常です。
狩猟民族にとって、食べることは生きることであり、安定的に生きるには食料を供給し続ける必要がありますよね。
その場合、生活を維持するためには命と引き換えになるような危険な猟に出る必要が必須でした。
それは、自分の命だけではなく他者の命までを背負ったミッションです。
おそらく、そこにもフィルタリングが存在していてどんな動物を獲ったらいいか?誰が獲りに言ったらいいか?どのくらいのスパンで獲りに言ったらいいか?などを家族、またはグループ単位で話あったのではないでしょうか?
それは、先に述べたコンフォートゾーンから自ら身を外し、緊張し不安定なストレッチゾーンに自ら身を置く決定をしなければ、一定単位の命をつなぐことはできなかったのでしょう。
現代に話を戻せば、猟が仕事ということになります。
大きな獲物を獲る=大きな収入を獲る
のシンプルなロジックの通り、個人或いは家族の生活範囲が決まってきます。
より大きな収入を得るためには、もちろんコンフォートゾーンを大きく変えていく必要があります。
しかし、コンフォートを変えることは一筋縄ではいきません。
なぜなら、それまでに多くのフィルタリングを通過してきた自分には、幾多の糸が複雑に絡み合い撚り戻そうとしても、逆に絡んで行ってしまうからです。
私自身はその対処法を熟知しているので、恐ろしいほど簡単に外せますがその経験がない人には恐ろしいほど難しいでしょう。
メンターから教えてもらったのは、35歳までに「一人暮らし」「単独海外旅行」「社会的起業」の3つを経験しない限り、その後の変革はかなりの難易度を要するということでした。
要は、35歳までにその3つを完了できていくような青年時代を過ごす事と、その考え方が備わるような少年時代を過ごす事が大人になった時の自己を決定づけていくのです。
これらも全て有難いことに難なく経験させてもらってきました。
その観点から確定的に思うのは、いくつかあった人生のターニングポイントで必ずフィルタリングがあり、その選択の全てをそれまでの自分でもびっくりするような決定をするべきだという事です。
自分の固定概念を一瞬で変え、その瞬間から全く新しい自分をスタートさせられる。
フィルタリングによって触れることのできる新しい情報や新しい感覚は、これまでの人生には無かったものばかりでした。
逆を言えば、今の自分を疑って観察すること。
人間的判断は、前頭葉の働きによって決定できます。
悲観的で心配事の処理は扁桃体によるものです。
同じく頭を使うでも、使っている部分が全く違うのです。
そして、その二つは同時には動かせません。
従って、前進できる人は前進する考え方をし、その場に留まる人は留まる考え方をします。
脳も自分の一部ですので、コントロールすることは可能なのに、これまでの自分が優位であることから自分を変革することができない。
少なくとも、私が関わる子ども達にはこんなことぐらい伝わって欲しい。
大人になったら名前も忘れてしまうぐらいの存在である私たちだからこそ、長い人生においての一つの鍵となって欲しい。
フィルタリングは常に両極の性質を持っています。
進むか進まないか。
進んだ場合の責任。
進まなかった場合の停滞。
二つに一つ。
こんな簡単な計算式を学校ではなぜ教えてくれないのだろう?
私は迷わずに、進むを選択します。
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