選挙に行こう。

こんばんは。

フリーダムダンサーのCobAです。

明日は、選挙の日ですね( ͡° ͜ʖ ͡°)

〇〇党の〇〇候補

と紙に書きに行く日です。

やることは意外とカンタン!

なのに、行くのは意外と億劫だったりしますね。

約40%の選挙権を持った国民が「選挙に行かない!」という選挙をしているのが我が国”日本国民”だそうです。

理由はそれぞれ。ですが、

抽象度をなるべく上げていうと、「優先順位」が関係してくるのは明白です。

仕事、プライベート、休日、遊び…などなど。

色々と目の前の事柄に翻弄されて、不確かな未来像に想いを描けない。

それはそうです!

だって、何度も選挙を経験してきても、「良かった!」って思うことよりも、「え〜っ!!」って思うことの方が多いんですから。

自分の場合は、そんな思いから選挙の優先順位が低い20代を送ってきたと思います。

「今に必死で、未来をかえりみず、結果主義的な生き方を選択してきた。」

その結果、ふと顔を上げた時期に体感したなんとも言えない不安感。

生きる道筋には自信があったけど、外的環境の変化の凄まじさを実感した大震災や、リーマンショック。

政治変革の荒波の中を、バタ足で進むしかない経済環境。

そんな中でTVやニュースアプリから聞こえてくる、暗い政治像。

挙句の果てに”選挙に行こう!”なんて、行きたくもない飲み会に誘われて、断り文句を探しているレベルでした。

2000年手前に青春が重なっている人ならなんとなく感じることはあると思いますが、反社会的に生きるスタイルが流行していたようにも感じます。

「世の中??俺は俺の生きたいように生きるんだよ!!!」

ヤンキーマンガに出てきそうなセリフですねϵ( ‘Θ’ )϶

そんな中、発展していったストリートダンス、ヒップホップに魅力を感じた訳ですが、実は政治情勢や経済環境はストリートカルチャーに大きく影響を及ぼしているのです。

その話をしていると、趣旨が少しずつずれていってしまうので、また後ほど。

現代においてのダンスに求められている事の一つは、”自己表現”としてのダンスです。

言い換えたところの自己実現。

自己表現をマスターマインドに踊っているというダンサーをよく目にしたり耳にしたりしますが、自己表現ってなんだか知っていますか?

それは、”自己主張”になっていませんか?

自分を表現するとは、自己解放が基本です。

何者にも縛られずに何者でもなくなる。

それは、ある一定の自由度に到達した人だけが許される自己実現の領域なんです。

自由度の尺度は、①経済的自由②時間的自由③人脈的自由の3つで決まると言われています。

では、あなたにはどんな自由があるのでしょう?

めちゃくちゃカンタンに言うと、「好きな時に好きなだけ好きな人とダンスを踊る事ができるか?」

の、逆で「嫌な時に嫌なだけ嫌な人とダンスを踊る事を拒否できるか?」なのです。

時間と人脈は、数字で見えないので分かりづらく、置いておいたとしても、お金は正直です。

だって、ダンスを踊る前に生活してるでしょ?

サラリーマンの平均給与432万円(平成29年度分 国税庁)。

日本人のフツウがこの水準です。平らにすると月収32万円。

この点を境に、”困る””困らない”が決まっていきます。

時間軸を足すと、How Long?が出てきますが、興味ある人は調べてください。

要は、時間をかける?かけない?でその質が決まってきます。

時間をかけない人は、空いた時間で出会う人が増えるでしょう。

でも、ほとんどのダンサーはこれに当てはまらない例があるのだと感じます。

バイトしてショー出てレッスン行って練習して学びに行ってまたバイトしてショー出てレッスン行って…

そんな状態で自己表現できますか?

自己実現は元より、承認欲求さえも満たされていない。

この時代、安全欲求のほとんどは日本という強固なこの国に守られている事知っていますか?

その上にあなたのダンスは立脚しているのです。

自己表現の前に自律です。

自立は当然の事。自律です。

でなければ、本当に自己実現し自己表現を思う存分世界に役立てているダンサー達に到底追いつきません。

先ずはあなたの身が少しでも軽くなっていく事。

個人の力ではどうしようもない不安定要素を一つでも取り払ってくれる政治というあなたの盾を、あなたの手で選んでみる。

結果、思い通りになるなんて勘違いしないでください。

この国には、1億人ものあなたと同じ心を持った人間が生きているのです。

投票に行く事で、世界が変わるなんて思わないでください。

だけど、世界が変わらなくても、あなたの中でほんの少しでも見えた世界がアップデートされたなら、あなたの表現に一つ色が足されていくのです。

一つずつ違った色を足したダンサーが少しずつ集まったら、いろんな色の表現が可能になっていくと、この国はカラフルな自己表現に満たない表現で包まれていく。

そんな気がして、日付が変わりました。

人前に立つ役割を使命とした、人生史上重要な役割を持ったダンサーの皆さんだからこそ、自分の人生をのせる船、日本の未来を考えて欲しいのです。

自分はそう考えてから、選挙に通っています。

自分を高めてくれるレッスンのように。