2.現状把握とナビゲーション

昔、母さんがこう言っていた。

「あんたなんか、県(大会)に出たら相手の補欠選手にボール取られちゃうんだから!!」

小学校6年生の時に所属していたサッカークラブで背番号10を付け、地域の選抜チームに選ばれた。その県大会の手前でCobAの母が言い放った一言だ。

当時、周りに自慢ばかりしていた俺だったが、結局、県大会の出場はベンチで観戦する事になった。

それからというもの、俺は母に同じ様に罵られる度に、練習に力が入るようになっていった。

 

 

ブレーキ

前回、「1.やるならどうなりたい?」で述べたように、”こんな風になりたい!”の発掘が夢を叶える第一歩だとお話しました。

“こんな風”はとにかく沢山ある事が大切です。やり始めることに関連していようと関連していなかろうといいのです。

そして、成長に伴い書き換えが重要な事にも触れました。

とにかく、ガソリン切れでは車は動きません。車が動けばガソリンは減って行きます。ガソリン補給してあげましょう。

もっとも、当の本人たちはガソリンが減っていることも分かりませんし、ガソリンを誰かが満タンにしてくれている事にも気づいていません。

だから、毎日を全速力で駆け抜けようとします。

目の前にある小さな小石にも気付かずにつまづき、全力で転んでヒザを擦りむく。

強く打ち付けた患部は腫れ上がり、次第に赤い血で染まっていきます。

その頃に、やっと痛みが前身に行き渡り大声で泣き出します。

初めて痛みを知った時、ブレーキの重要性を知るのです。

 

マインドブロック

ブレーキを知った時から、急に拒絶を起こし始めます。

「走りたいけど走れない。」

ダンスで言えばこんな事が挙げられるのではないでしょうか?

・友達に見せたら笑われた。
・後に始めた仲間が自分より先にステップができるようになった。
・覚えた振付を「もっとちゃんと覚えて!」と抽象的に注意された。
・一番見て欲しい人が無関心だった。

 

これらはマインドブロックの初期現象です。マインドブロックはどんな人にも存在し、人が安心して生活していく為の安全装置だったりもします。が、このマインドブロックが溜まりに溜まり過ぎると、人はどんなカンタンな行動もその一歩を踏め出せなくなります。

もちろん最終的には、本人がそれぞれのマインドブロックを設定していくのですが、子供だろうと大人だろうとそのマインドブロックを解く鍵はなかなか持ち合わせていません。

自分では、マインドブロックがかかっていることを認識しづらいからです。

そのマインドブロックを掛けたり、解いたりするのがインストラクターの仕事の一つでもあります。

 

ナビゲーション

スノーボードの初級レッスンに参加した事があります。

スノーボード初経験の俺の頭の中は、「今日の午後には、ゆっくりでも山頂から降りてこられるかな〜。。。」なんて、”こんな風”を描いていました。

しかし、始まったのは板にも触れずにフカフカの雪の中にお尻から倒れる練習ばかり。。。

やっと板を履いたと思っても、板を履いたままおんなじ事の繰り返し。

そんな事をしてる間にあっという間に午後になり、出来たのは10m程自分の足で斜面を登り、担いだ板を座ってはめ、”雪ならし”の様に真っ直ぐヘッピリ腰で降りてくる程度でした。

消化不良だった俺は、レッスン終了後、次の日の為に自己練習をしようと斜面を登っている時でした。

 

「ズザザザザー!!!!!!!!」

 

少し遠くで雪が舞っていました。

少し経ってから近くをスノーモービルが駆け上がっていき、事故者を乗せて去っていきました。

次の日の午後、リフトで山腹まで登った俺は、インストラクターの言う事を聞き逃さないように聞き、見事に下山に成功しました。

 

 

ダンサースターターに必要なのは成功体験です。

“できた!”

の感覚が、心の底から湧き出るそれを”成功体験”と言います。

よくキッズダンサーに「できた人〜」と聞くと「は〜い!」とほぼ全員が手を挙げますが、それとは違い本人もびっくりする程の体験が必要なのです。

もっと噛み砕いて言うと、「できない事。」の認識がその手前で必要になってくると言う事です。

人は、「できない事」ができるようになった時に初めて「できる」を実感します。

スノーボードのくだりで、CobAが”できない事”、あるいは”恐怖”を認識したのは、山腹に行った時ではなく、偶然の事故を目の当たりにした時でした。

しかし、キッズダンサーにおいて”できない事”や”恐怖”の認識は、”拒絶”に直結し始める前からあきらめる選択を余儀なくされるケースも少なくありません。

逆を言えば、既にダンスを始めている家庭は”ダンスを始める事に成功している”と言えるのではないでしょうか?

[人が諦めるまでの平均回数]を研究した事業家によると、

「0.8回」

が平均的だというデータがあります。

普通の人は、何も始められないまま今日を過ごしていってしまうのです。

何かを始めると言う事自体に大きなハードルが設定されているのです。

だから、始める前のナビゲーションガイダンスが必要だと言えるのだと感じます。

 

現在地の入力~現状把握~

「目的地を設定しました。所要時間は○時間○分です。料金は○円です。途中、○○から〇〇まで渋滞しています。迂回路を設定しますか?」

今や当たり前になった車のナビゲーションシステム。

ナビが無かった時を想像する事もできないぐらい浸透していますね。

CobA自身初めてローンを組んだのは、たった20万円のナビを買った時でした。

そのくらいしても必需品なナビゲーション。

あなたの人生には、優秀なナビゲーションシステムが設置されていますか?

あなたのやりたい事には、経験豊富なインストラクターは存在していますか?

特に4歳、5歳辺りの脳や身体の成長・発達は個人差が激しい時期でもあります。

それぞれのキッズダンサーにあったナビゲーションやガイダンスは、実はそのスポンサー(保護者)に委ねられているといっても過言ではないのかもしれません。

せっかく始められたダンス。

プロである先生の知識と技術はお墨付き。

あとはそのナビゲーションを個人レベルでどう設定していくのか?

車のナビを想像すれば、もうお分かりですね。

目的地を設定しただけでは、ナビは作動しません。

冒頭のCobA母のように(少し手荒な例ですが…)、現状を把握する事が行動よりも優先事項になってくるでしょう。

現在地の入力を怠れば、

・どう行くのか?

・何時間かかるのか?

・渋滞は発生しているのか?

・いくらかかるのか?

・目的地にたどり着けるのか?

 

すら、明確にならない事でしょう。

現状を把握する事が、最も分かりづらく、最も近道な方法です。

「ウチの子は何が出来ていないんでしょう?」

を先生にはっきりと聞き、ダンサーと問題を共有しましょう。

それが少しでも出来た時には、

「出来た!!!!」

一緒に喜び合える親子が、ダンスを超えて得るものが大きいものだと信じています。

 

4歳〜小学校低学年

赤ちゃんを卒業し、言葉でのコミュニケーションも増えてきたこの時。

子供が感じているのは、ご両親の背中だったりもします。

20代中盤のご両親も多いこの世代。

まだまだ分からない事も沢山ある中での子育ては、不安と希望の中で”毎日が出勤日”のような日々だと感じています。

スポンサーコミュニティーの拡充。

 

中学校から始まる上下関係では、これから起こりうる沢山の障害の乗り切り方を先輩から教えてもらっていたのを覚えています。

「三人寄れば文殊の知恵」

 

分からないから解決できないのです。分かったら解決できるのです。

個人の力が複数集まれば、それは感じた事のない程の力になってきます。

新しい場所に飛び出す勇気と柔軟性は、子供よりも保護者の皆さんに必要な事なのかもしれません。

芸能界でも、新米マネージャーの最初の仕事は、クライアントを見つけてくる事でも、次の新曲の打ち合わせでも、テレビ局でのマネジメント業務でもありません。

まずは、同業者との人脈構築から始めるのです。

新米ダンサースポンサー同士、

・初めてのステージへの緊張感

・振付の覚え方

・先生との接し方

 

など、不安要素は少しだけ経験をしている先輩スポンサーから聞いてみましょう。

毎日を全力で駆け抜けているダンサー達には到底出来ない事は、両親の最大のサポートだと思いませんか?

まだまだ子供の力が及ばない所、経済力と行動力。

まるで、アーティストが作品に集中する為に尽力する”マネージャー”のように、芸能人がその能力を最大限に開花されるよう手伝う”事務所”のように。

私たちは、ダンサーのご両親の事を”スポンサー”とお呼びしています。

StartUP!!studio KIDS HIPHOPクラスでは、”ダンスは遊び”がよく理解でき、ダンスが好きになる事をコンセプトにしているクラスです。

 

目的と、現在地が把握できたら、それを繋ぐ一本の線が浮かび上がります。

次回、「3.ダンスを踊る。その前に…」にて詳しくお話しします!

 

執筆:CobA/StartUP!!studioオーナー、プロデューサー、ダンサー、インストラクター

経歴:延べ200名を超えるキッズダンサーを指導し、数百件の実例を経験。プロデュース業としての指導を実践し、

"自ら踊り、自ら学ぶ"

ストリートダンス本来の姿をキッズダンサーとそのスポンサーに示し続けている。

ダンスビジョンは「ダンス王国」

ダンサーコンセプトは「踊り続ける」

指導歴、16年目。

1.やるならどうなりたい?

昔、母さんがこう言ってた。

「スイミングやめるなら、サッカーだってどうせ上手くならないよ!!」

小学校3年生の時、やりたかったサッカークラブに入団するのを理由に、嫌だったスイミングを「やめたい。」と打ち明けた時にCobAの母が言い放った一言だ。

仕方なしにしばらく両方を続けた結果、ハッキリしたのは「俺はサッカー選手になるんだ!!」という強固な気持ちだった

 

 

モチベーション

子供がダンスを始める時、ほとんどの子供はダンスがなんなのかすら分かっていません。

もちろん、口では言いますよ( ◠‿◠ )

「ダンスしたい!」

って。

だから始められるんですが、問題は「どんな風になれるのか?」が分かってないんです。

だから、大切なファーストレッスンで言葉の誤差が生まれます。

そのファーストレッスン後によく聞く会話は、

 

親「やってみる?」

子「…」

親「〇〇ちゃん、ダンス好きじゃん!」

子「…うん…」

親「この子恥ずかしがり屋なんですよ。(先生に対して)」

先生「ダンスの何が楽しかった?」

子「…」

親「ほら!ジャンプしてたのよくできてたじゃん!!」

子「…ジャンプ…」

先生「…そうだね…!!よくできてたね!!」

親「この子、ちっちゃい時からTV見ながらまねして踊ったりしてたんです!」

子「…」

先生「…そうなんですね(>人<;)」

 

 

こんな感じの会話をよく聞きます。

親の「こんな風にさせたい!」は分かるけど、子供の「こんな風になりたい!」が反映されていない会話です。

こういう子は、その後入会にさえ辿りつかないか、入会して続けても、親がダンスへの興味を薄れかけている頃に、「やっぱ、ダンスやめたい。」

と打ち明けてきます。

ダンスだけではなく、何かを始めたり、続けていくにはその場の雰囲気やノリなどの”外的モチベーション”だけではなく、”内的モチベーション”が大きく関わってきます。

自発的な「私はこうなりたい!!」が必要なのです。

しかしながら、あまりに幼いとそのビジョンは自己コントロールできずに潜在的な本能に任せるしか無いものです。

 

人は人で磨かれる。

どんな人でも、誰かの影響を受けて成長して行くものです。

意識していてもそうでなくても。

そして”そうでない”時が意外と大事だったりします。

今話している言語は、いつ習得しようとしましたか?

無意識下での学習は、特に努力感がありません。

更に、無意識下での思考は、1日の思考の中の9割以上を占めるのです。

約6万回/日。全てをコントロールするのは、聖徳太子だって難しかった事でしょう。

生涯では、1,800,000,000回も思考している計算になります。

 

その全てをコントロールするのは…

 

もうお分かりでしょう。

唯一コントロールできるとしたら、「そうなりたい!」人と一緒にいることぐらいしか私たちにできることはないのかもしれません。

子供にとって、それは一番近くで一番影響力の高い”両親”であることに間違いはありません。

 

潜在意識と顕在意識

とはいえ、両親が全てに長けていて、100人が見たら100人が認めるような人はごく僅かでしょうし、何より人間である以上未完成であることは人生における面白味の必須事項です。

しかし、子供の教育者として少しでも子供の為になるなら!と、力以上の努力が可能なのもまた親ですよね。

先の答え、「日本語は日本という環境で学習する。」

もちろん、他国でも日本語教育をすることは可能ですが、ネイティブな発音や方言のニュアンスはその地域で生き、実体験して行くことでその言葉を身につけていきますね。

日本人が英語を話すのがヘタクソな理由の大きな点は、英語圏ではないから。だそうです。

努力すれば日本にいながらにしてネイティブっぽい英語は話せるようになりますが、必死で覚えた英語と、何の気なしに覚えた英語ではその後の発展性が違ったりしますね。

有意識下での選択を歯を食いしばってやる事も精神成長の過程では重要な事ですが、無意識下ではそれを遥かに凌駕して行きます。

つまり、ストリートダンスを子供にやらせたい場合、いかに自然にストリートカルチャーに触れさせて行くか?が大事なことになるわけです。

 

始める前に大事なこと。

 

・車内でのBGMをHIPHOPにしてみる。

・スマホのゲームをダンス動画にしてみる。

・ダンスショーを家族で楽しみ、カッコよかったダンスに拍手してみる。

 

それは、ダンスを始めた後にも必要なことです。

 

・参加する発表会などのイベントを最後まで他のチームのショーを一緒に見ていく。

・先生や先輩の行動をできる限り肯定し、それに近づく為の作戦を楽しく話し合ってみる。

・歯磨きや食事の如く、練習する時間を生活の中に取り入れる。

など、工夫すればいくらでも出てきます。

全てに共通することは、まず親がストリートカルチャーを理解して行くこと。

なのかもしれません。

 

こんな風になりたい!の発掘。

子供は、8歳から10歳に見たり体験した事が将来に大きく影響を及ぼします。

CobA自身、冒頭にも述べたように、「サッカー選手になりたい!」という思いの根本、「有名になって多くの人達に指針を示したい!」が、

 

サッカー選手→箱根駅伝→探偵→お笑い芸人→バレーボール選手→バレー部監督→ダンサーダンス王国建国

 

というように、夢の書き換えに大きく影響を及ぼし、今に至っています。

 

小学校中学年。

一人で出来る事も増え、行動範囲も広がり、多種多様な表現方法も身につけた時こそ、さらなる親の力が必要な時でもあるんです。

細かな声かけと大胆な行動。

 

技術の習得パターンは常に一定の法則があります。

「知・覚・動・考(トモカクウゴコウ)」

 

見たまま言葉の通りですが、大事なのは”考えすぎない事”または、”フィードバック”を怠らない事です。

真ん中の[覚えて動く]のは、本人とインストラクターの力量です。

それ以外の最初と最後、[知って考える]は、寄り添う両親の最大のサポートだと思いませんか?

・知れる場所に連れて行く。

・どうしたらいいか考える。

 

まだまだ子供の力が及ばない所、経済力と行動力。

まるで、アーティストが作品に集中する為に尽力する”マネージャー”のように、芸能人がその能力を最大限に開花されるよう手伝う”事務所”のように。

私たちは、ダンサーのご両親の事を”スポンサー”とお呼びしています。

StartUP!!studio Jr.HIPHOPクラスでは、“感性の成長”と”体の変化”に焦点をあて、将来踊り続ける事ができる、”ダンサーズマインド”を育てます。

 

では、4歳、5歳では何が必要なのか?

次回、「2.現状把握とナビゲーション」にて詳しくお話しします!

 

執筆:CobA/StartUP!!studioオーナー、プロデューサー、ダンサー、インストラクター

経歴:延べ200名を超えるキッズダンサーを指導し、数百件の実例を経験。プロデュース業としての指導を実践し、

"自ら踊り、自ら学ぶ"

ストリートダンス本来の姿をキッズダンサーとそのスポンサーに示し続けている。

ダンスビジョンは「ダンス王国」

ダンサーコンセプトは「踊り続ける」

指導歴、16年目。

我が子は”キッズダンサー”~はじめに~

ダンサーの最高峰。

それは、「スポンサード・ダンサー」

 

自らのダンスを評価され、何かしらのメリットを頂く。

収入、場所、ステージ、衣装、ケア…

頂けるものはそれぞれだが、その数が多ければ多いほど

 

“自由に踊る”

 

が実現化していく。

 

最近では、自分が自分のパトロンになれるダンサーも出てきている。

スポンサーがつくと、自身のダンスを収入やファンの数に左右されずに思いっきり表現し自己認証を高めていくことができる。

 

自分が自分の一番のファンで、自分が自分の価値に一番気づいている状態だ。

 

そんなダンサーが価値創造や自己実現ができないなんてことはないだろう。

 

きっと、その地域のダンスリーダーになり、後世に自身が生み出したカルチャーを手渡して行くことができるだろう。

 

その意味を込めて、スタートアップスタジオに所属する全てのキッズダンサーの保護者の皆さんを、

 

「スポンサー」

 

と呼ばせて頂いています。

 

このブログは、そんな初めてのダンサースポンサーの皆さんに向けて、”ダンスプロデューサーCobA”より、プロデュースに不可欠な知識や考え方を少しでもシェアしていく事を目的として設置致しました。

 

子供が楽しそうにダンスを始めたけど「どうしたらいいか分からない。」

伸び悩んでいる子供に「なんて声をかけたらいいのか分からない。」

 

やった事の無い事を子供が先にはじめた。

しかも、勝ち負けの無いダンスを。

 

でも、心配はいりません。

このブログで、皆さんの不安をあきらかにし、子供がのびのびと人間成長していく為のダンスを一緒にプロデュースしていきましょう!

執筆:CobA/StartUP!!studioオーナー、プロデューサー、ダンサー、インストラクター

経歴:延べ200名を超えるキッズダンサーを指導し、数百件の実例を経験。プロデュース業としての指導を実践し、

"自ら踊り、自ら学ぶ"

ストリートダンス本来の姿をキッズダンサーとそのスポンサーに示し続けている。

ダンスビジョンは「ダンス王国」

ダンサーコンセプトは「踊り続ける」

指導歴、16年目。

”踊り続ける。”

こんばんは!

フリーダムダンサーのCobAです。

意外と知られていませんが、HIPHOPって新しい音楽カテゴリーなんです!

1973年のニューヨークで自発的且つ偶発的に生まれ、10年後の1983年に日本に入ってくるまでは、日本人が認知する余地すら無かった訳ですね!

それから、35年間。色んなダンサー達の手にHIPHOPが手渡しされ、色んな人々に影響を及ぼしてきました。

が、未だその可能性は未常識のままなんですねー!!

キッズダンサーから見たら、遥か昔の歴史の教科書に載っている程の出来事のようですが、人間の45歳と言ったら働き盛りの”お父さん”達と同じぐらいの年齢です。

バレエや日本舞踊、更には能楽にまで遡れば、HIPHOPはたったの半世紀にも満たないただの“流行りモノ”カルチャーに見えるのかもしれません。

35歳CobA↓

その時代ににマッチしたスタイル

自分自身、19歳までその存在を目の当たりにしないまま過ごしてきましたが、HIPHOPと出会ってからの人生は361度変わったと断言できるほどの大影響です!

恐らく、トップシーンで10年以上踊り続けている多くのダンサーがHIPHOPに出会って、自身の人生に何らかの好影響があった人達が今もステージに立ち続けているのでしょう。

しかし、志半ばにしてステージを後にするダンサーも少なくは無いのが実情です。

踊り続けるには、“楽しい”だけじゃ進まない時だってザラです。

理由①ケガ

ダンサー生命を一瞬で奪い去っていく一つに”ケガ”があります。

これは、どんな仕事や趣味、生活においても同じ事が言えると思います。

チャレンジにはリスクがつきものである事は、承知の通り。

その一歩先に到達したいが為に、そのリスクを背負っていく。

「Just Do It.」

って聞こえてきそうですが、CobA自身は全くそうは思いません。

特に、影響力を持てば持つほどリスクを背負うべきでは無いと感じるのです。

だって、あなたが突然いなくなったら、あなたを目標にしてきた後輩や、あなたにダンスを習いたい生徒や、あなたのダンスを心待ちにしているイベントや観客はどんな気持ちになるんでしょう?

あなたが体現してきた生き様は、その終焉で満足なんでしょうか?

もっとも、防ぎきれない事故や災難に見舞われる事だってあります。

だから、「今を必死で表現する。」

それは、表現者としてのベーススキルです。

ここで言いたい事は、そのリスクに対する「リスクマネジメント」はどれだけお済みですか?

という事です。

ダンサーは、カラダを使って人や社会に貢献するのが仕事です。

貢献度合いが高ければ高いほど、技術や知名度が高く、それによって収入や人脈、ライフスタイルが上昇していきます。

一度インスタグラムでファッション写真を載せれば、インフルエンサーとしての役割を担うのかもしれませんし、ツイッターで誰かをディスれば炎上していくのかもしれません。

レッスンでは、あなたの一挙手一投足に沢山の生徒達が集中し、あなたの言葉や行動を素直に一から十まで吸収していくのかもしれないのです。

それほどの影響力を持ったあなたが、未来溢れる生徒達に”踊り続けられる”ストレッチや、カラダの使い方、栄養学などまで網羅していたとしたらどうですか?

きっと彼らは、家に帰って両親に嘆願し、こんな食事にして欲しい!こんな本を買って欲しい!こんな時間を作って欲しい!といつもはやらなかった食器洗いを手伝いながらお願いするのではないでしょうか?

間違っても”コーラは疲労回復に良い!”とか、”ストレッチは誰かにガンガン押してもらう必要がある!”とか”出来てないから追い込みが必要!”(全て実例)

なんて言ったら、その子達の未来はあなたより遥かに短かく、小さくなっていくことでしょう。

それでは、あなたの人生に好影響を及ぼしてくれたカルチャーに、あなたは何を残せるのでしょう?

ちょっとしたリスクヘッジで考え方は大きく変わります。

全てにおいて、安全性が確保された後、やっとあなたの自由なチャレンジが始まるのです。

理由②収入不足

天職。

全くその通り。

人生100年。

その序章でこんなにも好きなモノの出会えるなんて、”ツいてた!”としか言いようがありません。

「コレと共に人生を謳歌していく!!」

そんな風にコミットしたダンサーは、ほとんどの場合が“収入”という大きすぎる壁をそう遠くない未来に嫌という程突きつけられます。

そして決まっていうセリフは、「金とかそういうんじゃない…」が関の山で、ダンスの価値や自分の価値に気付くまもなく、日々の荒波に飲まれていくのではないでしょうか?

ダンスの仕事が多いとされる東京でさえ、ダンサーの平均月収は10万円台で生活もやっとの状況でステージに立っているのが現状です。

もちろん、その中でもたった一握りのダンサーは、都内高層マンションに住んでみたり、アーティスト顔負けの外車を乗り回してみたり、休暇のほとんどを海外で過ごしてみたりしている人もいます。

しかしながら、そんな一部の人たちでさえ、“あの人は今…”状態に陥っているのも事実です。

収入の上限を決めるのは、紛れもなく自分自身です。

忘れちゃいけないのが、”いつまで?”を決めるのも自分自身だという事です。

その結果、大半のダンサー成功者が、収入の減退に臆病になり、先行き不透明な未来に嫌気がさしていく。または、「こんなはずじゃなかった。」と不満を並べて天職だったはずのたった一つの“好き”から身を離していく。(実例)

収入も量を求めるのと、質を求めるのでは過程と結果が大きく違ってきます。

スタジオ経営を始めて今ままで見えなかった沢山の事が分かってきたのも、収入の種類とそのメリットデメリットを理解してきたからです。

そもそも、収入の大きさとは社会貢献度の量を指し、収入の永続性は愛の深さだと教えてもらった事は人生のターニングポイントでもありました。

おかげさまで、少しづつではありますが、経済的決着に近づき、本当の意味で”しがらみなきフリーダムダンサー”を発信できる感覚さえ覚えてきています。

目先の生活費も大事なのは、納豆1パックを4当分して過ごした時期に心の底から感じていますが、そんな時でも“俺は必ず…!!”を忘れていなかったのが幸運の至りです。

5年後の収入のあれこれは、今の人脈に起因すると言われています。

自分の力だと過信せずに、いつでも周りの助けがあっての今だと、心から感謝して、”天職”を全うしていく事が、ここでの終着点かと感じます。

理由③人間関係の焦げ付き

HIPHOPの起源は、ストリートである事は否定できません。その為、少々気性が荒く、パワフルに活動する事ほど賞賛される風潮があります。

「敵を作ってなんぼ。」だと勘違いしてダンスを踊っていた時期も、自分自身あるぐらい、本当に何も分からずに爆進してきました。

時代は“持続可能性”の時代。

レッドオーシャンの中では、堅固な人間関係は築き切れません。

いつでも上辺だけ取り繕い、本当の自分を明かさずに何かに怯えて踊っていく。

本当はこうしたいのに、立場上やり切れない。

そんな状態で、自分らしいダンスが踊れますか?

バックダンサーとしてステージに上がっていた時、本気でその問題と向き合ういいキッカケになり、「芸能界での活動から離れる。」という決断を下せたのは、大切な人間関係を守りたい。という一心でした。

おかげで、その関係は今でも崩れる事なく更に強固なものに変化していったのは言うまでもありません。

その人間関係が、今の自分に及ぼす精神的効果は、お金や報酬では測り切れない素晴らしい宝物になっています。

ブルーオーシャンを、浮輪でみんなでプカプカ浮きながら、柔らかい波に揺られて目的の島まで泳いでいく。

途中、イレギュラーで起こる大きく冷たい大波も、みんなの力があればきっと乗り越えられる。

自分一人の力などタカが知れていて、”波のプール”の海賊王にでもなったよう。

海を知らない海賊は、その情弱さから結果も作れず、信頼も得れず、最後には仲間を失っていきます。

 

自分のできない事を快くやってくれる、できる人に感謝し、自分が出来る最大限の事を、それをして欲しい人の所に心から届けるだけ。

たったそれだけで、人間関係は歯車のように動き出します。

誰かに大きな効果を生み出せる自分になる事。

誰かを心から応援できる自分になる事。

そしたらきっと、自分が誰かに支えてもらってる事に気づけるようになる。

感謝しても感謝し切れない思いを抱えて、あなたは今日もまた一歩前に足を進める。

ある日、HIPHOPがあなたの前に現れたように。

あなたが、誰かの前に現れる日は今日なのかも知れない。

“踊り続ける。”

ダンサーとして、パフォーマンスを向上させていく事。

ダンサーとして、誰かの為になっていく事。

ダンサーとして、誰かと繋がり、人として必要な人間になっていく事。

それは、”人”そのもので、”人生”だと、今の段階ではそう思う。

「当たり前」

そんな何かを志す人にとって当たり前な事を、当たり前じゃないほどやってみる。

毎日“1人バーベキュー”をしていた人が、今では”100人バーベキュー”になっていたり。

毎日ゴミ拾いしていた人が、清掃会社の社長になっていたり。

毎日お酒を飲んで暮らしていた人が、バーのオーナーになっていたり。

毎日何かを続けた人が、何かを続けられている人だったりします。

「何があっても踊り続ける。」

その情熱と、何かが起こった時に対処できる知識と技術を持ち合わせてこそ、プロダンサーと呼べるのです。

CobAが培ってきた、ダンサーとしての経験値と、スタジオ経営以前10年以上に渡って、ダンスレッスンを自己プロデュースしてきた運営ノウハウ、更にダンスの枠を越えたコミュニティー構築の考え方を合わせて、「ダンスインストラクター養成コース(仮)」を現在準備中です。

ダンスを続けたい。

このまま終わるのは嫌だ。

もっと大きな夢を追いかけたい。

そんなダンサー達に贈る、渾身のプレゼントがもうすぐ完成します。

 

ご準備下さい。

今あるありったけの夢を100個ノートに書き込み、あなたらしいダンサーズライフを思い描いて!

怒涛のGW!

こんばんは!

フリーダムダンサーのCobAです!

昔、太鼓のおじちゃんがこんな事を言っていました。

「表現者は、人が休んでる時に働き、人が働いている時に鍛錬するもんだ。」

急になに⁈って思うかもしれませんが、頷いている人達も少なくないんじゃないでしょうか?

だからこそ、そのステージに向けてよりベストな作品に仕上げていけるんですねー♪( ´θ`)

ってな事で、GWの動きを一挙大公開しちゃいます!!

 

4/30 DownUP vol.2

スタジオ主催で迎えた2年目のDownUP!!

10年続くイベントまで、あと7回です。意外と近いような遠いような。。。

CobAナンバーの皆さん↓

今回CobAチームは、7チームが出演しました。

中でもCobAナンバーの皆さんは、数少ない大人チームの重責を見事にステージ上で表現してくれました!

振付とリズムステップが融合した構成はやっぱり大当りでしたね!!

DownUP vol.2 CobAナンバー from Yuta Kobayashi on Vimeo.

みんなリズム求めてるなー。って思って一緒にステージに上がりました♪( ´θ`)

また一つやるべき事が見えちゃったイベントになりましたよ。

とにかく時間いっぱいのスケジュールの中、走り回ってくれたスタッフや、協力頂いた先生方に心から感謝です。

盛大なイベントになったのは、ダンサーのみんながこのステージにパワーを向けて練習してきた成果です!

皆さんのチカラに一つでもなれていたら嬉しいです!!

 

5/3 本庄ハウジングセンター

↑深谷クラス”LINK”

 

スタジオのある本庄市 朝日町内で行われたイベントに出演。

なんと、スタジオ始まって約11ヶ月!

始めて本庄市内でショーを開催できました!!

「レペゼン本庄」

を名乗り、これから世界に出ていくダンサー達にとって恰好のステージになったと思います(๑╹ω╹๑ )

次に控えた大規模団体が手拍子で応援してくれたのが印象的でした!!

地元はやっぱりあたたかい!!!!

 

5/6 本庄五州園”さつき祭り”

↑DownUPから1回のリハで構成修正した”スタクル”

 

盛大に開催された五州園の”さつき祭り”にお呼びいただき、深谷のチームに協力頂きました!!

そのイベント中にまさかの音トラブル発生!!! (OvO)

しかし、ストリートダンサーは大丈夫!!呼吸を合わせて最後まで踊りきってもらいました!!!

いやーさすが!!

さすが繋がりなら、やっぱり”スタクル”会場を沸かせ、感動させたステージは、支配人さんの最後の笑顔で分かりました!!

お客さんが喜ぶ=企業が喜ぶ=ゲストの自分達が喜ぶ

“喜びの連鎖”では、最後に位置づく事が多い表現者でも、結果を一番最初に知るのもまた表現者です!

 

5/6 ウニクス上里”WelcomeKIDS”

この日、ダブルヘッダーとなる午後のイベントは、高崎〜本庄地域ダンスレジェンド“Mr.HALF”主催の恒例イベントに今年も出演させて頂きました。

コチラは、スタジオメンバーの出演です。

ライブ有り、DJタイム有り、ダンス有りのまさにブロックパーティー!!

DJタイムなんて、DJ30年以上のスーパーDJだから、こんな晴れた空の下で当時のTOKYOを彷彿とさせるDISCOイベントの再現なんです!!!!

わかるかなー。。。

音ホントヤバかったの。。。

イベント名もホントは”Welcome Dancer”になっちゃいそうな勢いでした!!

そんな事を知ってか知らずか?

SUPメンバー達は、今日も元気に舞っていましたとさ( ✌︎’ω’)✌︎

↓SUP Jr.クラス

 

5/13 本庄春まつり

GW最後のイベントは本庄市内最大級イベント”本庄春祭り”に、異例の1年目で出演させて頂きました。

しかし!!

外イベント最大の難敵現る!!!!!!!!

 

 

雨。

 

 

 

しかし、大丈夫なんです!!!

なんと、開始数分前に降り出した雨は、SUPショー開始前に止み、終了後に降ってくるという奇跡!!

やっぱりストリートダンサーは他とは全く違う!

来場者2万人予想のイベントとはいえ、朝一発目の出演だし、会場端っこの第二ステージだし。。。

全くいなかったお客さんを、最後には人だかりに変えてしまう!

これぞダンスコミュニケーション!!

午後に控えた”ANNYライブ”に良い形でバトンタッチができました!!!

 

が。。。

 

やっぱり、雨。

 

 

しかし芸歴20年の”ANNY”は高安定の大力を発揮。

昼休みに会場を歩けばファンに、また歩けば生徒さんに会っちゃいます( ^∀^)

という事で、降りしきる雨の中、傘を差しながら見てくれる皆さんに、心のこもった歌を届けてくれました!!

↓高安定の”ANNY”ライブ

ステージはやっぱり、「やる、見る、作る」が一体になった時にその力を発揮するんですね!!

 

今日は何の日??

影で支えてくれているスポンサーのお母さんにサプライズプレゼント!!

この日は、たまたま母の日でした。

だから、やっちゃいました!サプライズ!!

たった一本のカーネーションなのに、手にするシュチュエーションによって10倍にも、100倍にもその価値は上がります。

言われて手渡しただけの子供達ですら、自信に満ち溢れた顔で誇らしげに自分の母を見上げていました。

知ってましたか?

人の脳は、自身の行動によって感情を作りあげているんです。

要するに、過去の感情は今をもって変える事も可能なのです。

ダンスで言えば、昔、「あきらめたくなかったのに、何らかの理由で諦めてしまった。」

その感情は、悔しかったり、辛かったり、寂しかったりしますよね。

人によっては、「自分は何にもできなかった。」と、自暴自棄になったりもするかもしれません。

 

実は、CobA自身、一度諦めた事があるんです。

 

もうダメなんだと。。。もうついて行くことはできないんだと。。。

そんな時も、救ってくれたのはダンスでした。

やっぱり、踊っていると楽しい!

やっぱり、曲を聴いていると落ち着く。

不思議だったのは、2度目の再スタートからは一切ブレずに今日まできている事。

むしろ、強くたくましくなっているのでは?と思うことばかりが続いているんです。

なぜだかわからないけど。

私達インストラクターはその時の為に存在します。

先のCobAの例は、環境やそれまでの生き方。立場、状況が合間って生まれた例だと言えます。

しかし、強くなったその気持ちは、夢の現実化に大きな影響力となり、人生の軸として、生涯自分の心の中に在り続けるのです。

そんな感覚を、ダンス”Re”スターター達にもってもらいたい。

諦めてしまった夢。

諦めてしまった自分。

それを「取り戻せ!」なんて言いません。

ただ、今のあなたは、昔のあなたとは違うと、ご自身で再認識するだけで良いのです。

昔、自転車に乗れなかった時の大きな悩みは、今同じように悩む事ができますか?

“諦める”という決断は、

「明らめる」「明らかになる」「自分がわかる」「一歩進む」

に、由来しています。

諦めた時点で、ゲームオーバーなのはそうですが、代わりに諦めなかったら絶対に得れない何かを手にしている可能性があります。

諦めたのは、過去の自分であり、今の自分ではないのです。

ダンスで言えば、それを乗り越え、進んだ者だけがダンサーやインストラクターになっているケースがほとんどです。

スタートアップスタジオでは、そんな

「ダンス“Re”スターター」を応援します。

是非、CobAに直接お話ください。

お話好きのCobAは、きっと長話であなたとあなたの不安に寄り添ってくれるでしょう。

CobA自身がそうだったように。

5/26()特別体験レッスン

①15:00-16:00 キッズヒップホップ(4歳から中学生)

②17:00-18:00 ヨガ

③19:00-20:00 ヒップホップ(高校生以上)

 

DownUPは明日!!!!!!!!!

こんばんわ!!!

フリーダムダンサーのCobAです。

いやはや、早いものであの感動から一年ですね!!

2017.4.30 [DownUP vol.1]↓

本当に満員にしてしまった、CLUB JIGSOW。

入りきれなかった皆様すみませんでした(T . T)

 

予想を超える盛り上がりを見せた熊谷最新のDAYダンスイベント”DownUPも、早いもので一年が経とうとしています。

やっぱりストリートダンスは、CLUBじゃないと!!!!!

 

今年は、前回の反省も踏まえ、場所を変えての再登場で明日開催します!!!

キャパ約2.5倍の380名収容の熊谷最大のライブ&クラブスペース”HEAVEN`S ROCK”に身を移し、既に200名を超える来場予想になっています!!

昨年を超える出演者数と、出演チーム!!

“多い”ことだけがすごいんじゃなくて、

 

「DownUPに出たい!!」

 

っていう声を聞くことが素晴らしい!!

来年はどうしたらいいんでしょう??

 

熊谷でやることに意味を持ったイベントなので、これ以上のハコがないとなると・・・???

 

 

 

 

自分で作る?!

 

 

しかないです!!

 

 

作ります!!!!!

 

 

自宅兼CLUB。

 

 

実は、10年前の夢リストに書いてあるんですよねー!!

 

結構叶っちゃってる夢リスト!!!

 

「夢は見るもんじゃない。叶うもんじゃない。叶えるものだから・・・」ー安室奈美恵

 

俺的には、

 

 

「叶っちゃったんですよねー!!!!!」

 

もちろん、叶う前からです(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

 

夢リスト。オススメです!!

 

さて、本題です。

なぜ、このイベントなのか?

イベント名が「ダウン」と「アップ」なので、リズムを取る状態に思いがちです。

確かにそれもありますね!

人によっては、”七転び八起き”の精神ですか?

と聞いてくる人もいます。

それもそうなんです!

でも、CobAがこのイベントで大事にしてるのは、

 

「ありのまま」

 

なんです。

 

ステージは正直です。

できたことしか、評価されない。

動画やなどは、できないことへの評価です。

要するに、ステージ上では、”あなた自身”が表現されるのです。

だからこそ、ダンサーにとって、唯一無二の存在であります。

さらに、それがCLUBであれば最高値の評価基準になります。

 

お客さんは、みんな酒に酔っていて、普段は言えない事を惜しげも無く表現します。

実際、CobAも若い頃のクラブショーケースでは、舞台中に目の前の観客に席を立たれたり、拍手が起こらなかったステージもあります。

目の肥えた人達が、心の目で評価する環境。

俺は、この場所が好きでよかった!!

 

バカにされたり、称賛されたり、何もなかったりする場所ではあります。

 

が、

 

自分の生きたい場所はここなんだな。

 

と、いつも再認識させてくれる場所が、俺にとって”CLUB”なんだなって思うんです。

 

そんな大好きな場所を、誰かと共有していきたい。

そこで出会った仲間と、進むべき方向に一緒に進んでいきたい。

だから、「DownUP」とは、

 

“仲間探しの旅”

 

なんです。

 

いい時も悪い時も、一緒にいてくれる仲間。

時にはケンカし、時には慰め合う。

お互いがお互いのメリット追求し、リスペクトし合う。

それがDownUPの起源だったりします。

明日は”DownUP vol.2″

将来を共にする仲間探しをこの場所でしてもらいたい。

10年後。

この熊谷地域のダンスシーンを引っ張っていくのは、君のCREWだ!!

ダンサーの至る所

こんばんわ!

フリーダムダンサーのCobAです!

気の向くままに書いているブログですが、少々反響があるようでありがたい次第です♪( ´▽`)

今回も誰の為になるのか分かりませんが、誰かの為に書こうと思い立った訳ですが、練習終わりでフラフラなのにビールと焼酎を両手に!の投稿なので、最後まで書ききっていたら褒めてください_φ( ̄ー ̄ )

ダンサーの至る所

冒頭で”誰かの為に”と書きましたが、誰かの為に何かをしている感覚は皆さんお持ちでしょうか?

正直CobAは、無い時の方が多いです。

自分の為に何かをしていることが、「コレって、あの人にも必要じゃん!?」って発想の方が多い気がします。

例えばダンス。

まさしく自分の為だけに始めたダンスが、こんなにも多くの人に影響をもたらすなんて考えてもみなかった初期段階。

今では、自分の一挙手一投足が、波紋のように広がっていく感覚さえ覚えています。

なにせ、自ら露出する役割な訳ですから、誰かに見られにいっている訳ですね。

それはそれは、一般を逸脱した行動しか取らないので、良いも悪いも反響があるのは当然です。

というか、人は生きている限り、死をもっても尚、誰かに影響を及ぼしながら生きていきます。

人は常に表現者なのですねー(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

あなたが望もうと望まなかろうと、人は誰かに評価され、また自分も評価しながら進むべき道を選択していきます。

評価とは、恐るものではなく、方向指示器のような役割だと考えます。

あなたに新しい彼女ができ、ステキな夜を過ごした後、カワイイ寝顔を見ようとふと横顔を見たとき、

「んがーっ。。。んがーっ。。。」

と地震にも似たいびきをかいていたとしましょう。

その時に、「興醒め」するのか?「疲れてたんだな…お疲れ様。」と額にキスするかは、あなたの志向次第です。

どちらも前に進むべき大事な選択だと思います。が、そのチョイスで二人の人生は大きく変わって行くことは間違いないでしょう。

ダンスを踊り、ダンスを教え、ダンスを作る全てのダンサーにとって、あなたの行動全てが誰かの人生を変えていきます。

それは例え、不遇の出来事があったすぐ後でも。

それは例え、著しく体調の不具合があったときでも。

それは例え、「これで終わりにしよう。」と思った最期でも。

ダンサーである以上、誰かに見られに行っているのです。

“だからちゃんとしよう!”なんて、適当なことは言いません。

言いたいのは、その一瞬の感情によって、あなたがダンサーとして、人として築き上げてきた「あなたらしさ」を歪ませていないか?

ということです。

それが自分らしいと言ってしまえば、それでOKなのですが、人は”一貫性”をもってこそ価値が高まるのです。

そして、その一貫性に結果が備わった時に、思いもしない感動と感謝、揺るがない感情が溢れ出てきます。

それは時間がかかります。

短くて10年。いや、もっとかも…

人によって期間は違えど、必ずやってくるそれに至るまでに、方向転換をしてしまう。一度は信じた道、信じた自分を置き去りに。

その先には、”不信”という二文字に辿り着くトンネルに入ったようで、暗く長い道のりになる事でしょう。

自由人で有名な、高橋歩さんの言葉で、

「夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ。」

という大好きな言葉があります。

逃げて逃げて逃げた先に何があるかぐらいは、小学生でも分かる事。

ちょっと考えたら分かりそうなのに、その最中では必死すぎて考えられなくなる。

そんな時の口癖は、

「考えた事も無かった。」

この言葉。要チェックですよー!!!

人は1日に6万回も思考しているんです。

その6万回の中に、一度たりともあなたの人生に一番大切な、あなたの大好きな事が出てこないはずがない!!

実はその逆でいつもいつも、ずーっとずーっと考えているけど答えが出ない事だったりするのかもしれません。

言うならば、「考えているけど、全く答えがわからない。」事。

当たり前です。

あなたは、人生史上最も最高値で、最も難題で、最も最新情報の中で生きています。

あなたに答えはなくて当然です。

その答えは、あなた以外の誰かが持っているのです。

だからこそ、自分に素直に、心のままに、今目の前にいる人に表現してみるのです。

そして、評価されるのです。

きっと、良い答えがあなたの脳みそと心を震え上がらせるでしょう。

ダンスって、良いねえ〜(^○^)

StartUP!!studio 5月特別体験レッスン

ダンス再開者大歓迎!!!

5月26日(土)ご予約下さい。

ヨガって何だろう?

ヨガって何だろう?

こんにちは!StartUP!!studio for yogi 代表のChiasaです。

ヨガって何ですか?

ヨガが初心者の方がもっとも聞きたい質問です。そして、ヨガをすればするほど聞きたくなる質問です。
知れば知るほど興味が深まるヨガ。

「ストレッチみたいなやつ」
「なんかポーズとるやつ」
「呼吸が大事なんでしょ?」
「女性に人気だよね」
「ホットヨガならやったことある」
「あのモデルさんがやってる」…

など、最近は「ヨガ」という言葉は多くの人に知られています。

でも、実際には よく知らない。

一言でヨガを伝えるのは なかなか難しいです。自分でやってみて 感じるのが1番ですが、今日は 私なりに「ヨガ」について 伝えて行こう思います。出会った先生や本などから 私が学んで来たことをお伝えします。

《ヨガの起源》
古代インドで発祥した伝統的な「修行法」。様々な説があるが、約4000年〜5000年前と言われています。
語源は、古代インド語であるサンスクリット語で“馬にくびきをつける”という意味の「Yuj ユジュ」から派生した言葉。
この言葉には、「結ぶ」「つなぐ」「統合する」といった様々な解釈があります。
英語表記では、「Yoga 」、日本語では「ヨガ」発音により「ヨーガ」と言ったりします。

また、ヨガをする人(男女含め)のことを 「Yogi( ヨギ)」、ヨガをする女性のことを「Yogini(ヨギーニ)」と呼びます。

《ヨガから得られるもの》
健康でしなやかな体。柔軟な心。自分らしく生きること…。
最初、多くの人が健康法・美容法としてのヨガに関心を持ちます。腰痛や肩こりなどの具体的な不調があってヨガに助けを求める人もいます。また、自分の人生に何か満たされないものを感じてヨガの門を叩く人もいます。キッカケが何であれ、あなたが今求めているものはもちろん、それ以上のものを与えてくれる手段となります。
一見しただけでは、体を引き締め柔軟にするぐらいにしか思えないかもしれません。しかし、きちんと学び続けて行くと そのうちに人生に向かう態度が微妙に変わってくるのに気付くはずです。
ヨガは「自分を知り、人生をより良くする手段」です。

溢れる情報、時間に追われ、常に外に意識を向ける(誰かのペースに合わせる)日々。社会の中では必要だがそれに縛られるのではなく、使って生きることが出来る。

からだを整えてリラックスさせ、心を鎮めることを根気よく続けていけば自分の本来の性質である内なる安らぎを覗き見る時が訪れます。誰もが意識するしないに関わらず求めている、真我の実現こそヨガの本質であり、私達はこれを目指し徐々に進化しようとしているのです。
心と思考をコントロール出来るようになれば、文字通り何事も可能になります。真の自己実現を妨げているのは、私達自身の幻想や先入観だけなのです。

《ヨガの4つの道》
ヨガには、大きく4つの道があると言われています。ただし目指すゴールは同じ1つです。
山に例えると、どの登山口から登るかはそれぞれだが頂上は1つ。

【ラージャヨガ:Raja Yoga】
【カルマヨガ:Karma Yoga】
【バクティヨガ:Bhakti Yoga】
【ジニャーナヨガ:Jnana Yoga】

この4つが更に広がり近代のヨガへとなっています。
アーサナ(ポーズ)をとることだけがヨガではないという事が見えてきたと思います。

《実践》
誰かと比べるのではなく、自分に意識を向けて呼吸を感じ体の伸びている気持ち良さを感じましょう。
自分の得意な動き苦手な動きを知り、続けて行くことで“体”と“心”の変化に気付いて行きます。比べるとするならば過去の自分と今の自分。自分の変化に気付いて行くことが「ヨガを続ける」コツにもなります。

まだまだここだけでは、伝えきれませんがヨガは 続けていくことで その効果も楽しさも実感して行きます。『実践あるのみ‼』です。

ヨガを取り入れた生活が皆さまにとって、より素敌な日々になるお手伝いが出来たらと願っています。

特別体験レッスンは、コチラ!

フツウとそれ以外

こんばんは!!

フリーダムダンサーのCobAです!

なんと!!

4ヶ月ぶりのブログ更新です!!

元気でしたよー♪( ´θ`)ノ

誰も聞いてないかもだけど、答えときます☆

その間、何してたかというと…

 

イベント♡

 

やりたいイベントやってるうちにそれに没頭してました_φ(・_・

んで、花粉と戦う日々を過ごしております。

明日もやりたい事やります。

来年は、今やれない事やってると思います。

それがCobAのフツウです♪(´ε` )

だけど、一般のフツウってなにか”やりたい事やってはいけない”的な、”ひと夏の禁断のゲーム”的な、”いやいや俺ら嫌な仕事一生懸命やってんのにズルいっしょ”的な煽りを感じるわけです。

別に反論はありませんが、逆を言うと「そう出来なかった結果こうなった。」としか言いようがありません。

少し昔話を…

中学生の時、平々凡々と暮らしていたCobAに担任の先生から司令がやってきます。

「生徒会長にならないか?」

度重なる”kitsuen”での呼び出しの最中、涙を流しそう語った担任に「いいよ。」と答えたのを覚えています。

自分にはあり得なかった選択肢を選び、それによって人生が1度ずつ自分の選択によって変えていけるのでは?と言う疑念が芽生え始めた時だったように思います。

その後、運の良いことにターニングポイントをいくつか頂きながら、ダンスの道を志すのですが、既にその時には「周りと同じ」に嫌悪感すら抱くようになっていました。

そのおかげで、CobAは”やり過ぎ!”とか、”もっと周りを見て!”とか、”空気読もう。”なんてご指導を頂いたりして、その度に反発させて頂いたのも記憶に新しいところです。

30歳を超えて、人としての責任を勉強させて頂きながらも、”人と違うことを…”のチャンスを伺っている今でございます。

生きづらい世の中。

聞けば中学生にして人間関係に病む時代のようです。

「そんなの関係ねえ」(小島よしお)

確かに生き方の多様化で、自分達には大きなアドバンテージを持たせてくれている時代。

インターネットの拡散と周辺コンテンツの拡充で誰でも世界トップの知に触れられる時代。

幼児期にタブレットを持ち、小学生で個人アカウントを取得し、中学生で世界の大人と繋がり、高校生で一つのプラットフォームを構築する時代。

この20年間で、全く違う世界へと昇華していった地球。人間社会。

でも、変わらない事があるとしたら、それは。

「夢に向かいたい。」

と言う気持ち。

根性論最終世代。`83年生まれ。

誰が何言ったってどうでもいい。

それをしたら、それをしなかったらいじめられる?無視される?どうでもいい。

みんなあなたのように強くないんです!強くなったらいい。

でも、やりたい事が見つからなくて…残念でした。

もし、それが達成されなかった時、誰が責任とってくれるんですか?自分じゃないですか?

自分は、HipHopから、Danceから、こんな風に教わった気がするんです。

そんな風に思わなくたって良いんです。あなたはあなたになって良いんです。

あなたが思える未来。それがあなたなんです。

それ以上もそれ以下もありません。

ただ、それ以上をご希望でしたら「メンター」を探すことをオススメします。

「生徒会長にならないか?」

あの時、今の自分よりも年下の彼にそう言ってもらわなければ、今のCobAはあり得ないのです。

そして、見えなかった未来に対して「いいよ。」と一つ返事したあの時のCobAの努力が今に繋がっています。

人生は順調なものなんかではないです。

紙にウラとオモテが同じだけあるように、人生にもウラオモテが同じだけあります。

大事なのは、ウラが先でオモテが後ってこと。

“ウラオモテ”

裏を返したら…表なんです。

表と思っていたら、裏なんです。

フツウと思っていたら、それ以外なんです。

要は、フツウなんかないんです。

ただ、やりたい事を気のままに。

ダンサーとして、インストラクターとして。

こんばんは!

フリーダムダンサーのCobAです!!

最近「ダンスで収入あげるって大変じゃないですか?」

って声を耳にします。

最近でもなく、自分がダンサーだと言うと大体返ってくる答えは「すごーい!」の後にそう続くもんです。

で、自分の答えは「本当にそうですよー!」って答えます♪(´ε` )

ダンスで収入を得るのに”カンタン”ではないですね。

でも、大変だとも思ってもないです^ – ^

なぜなら、その裏付けを取るのに楽しくも苦難で、そんなことも思いもせず突き進んでいったからです!

要は何も考えずに前だけ見て進んだんです♪( ´▽`)

だから、大変なように見えるんですね!

しかし、時代は変わりダンス戦国時代へ突入。

今は、3歩進めばダンサーにあたるほど、ストリートダンス人口が増え続けています。

体だけ使っていればいい時代から、頭を使って一歩先に出る時代になっているんですねー!!

ダンスを職業として収入を取る場合、単純に踊るか?教えるか?がまず発想に出てきます。

自分が始めた時は、それだけでよかったのかもしれません。

頭を使うとは、大したことではなく10年続けたダンサーが行き当たるビジョンを、スタートアップ時に思えているか?という一点を考えることです。

自分の生徒は、一度は聞いたことがある文言でしょうが、

「なんで踊ってるの?」

あなたのダンサーコンセプトが、その先の結果を生み出しているのです。

もちろん、スキルや経験値は手に入れていくことには変わりはありませんが、今までのダンサーが考えてこなかったことにメスを入れていく必要があるのでは?

そう思うのです。

時代は変わった

先日、Jr.クラスのメンバーがレッスンに9歳の誕生日プレゼントを見せびらかしに来ました( ^ω^ )

驚愕‼︎

“自立型のロボット”でしたW(`0`)W

20年前、自分の時はファミコンのゲームソフトだった気がしますが、技術の革新は物凄い勢いです!

AIやロボットを筆頭に、ダンス業界でのイノベーションが起こっています。

AIで瞬時に振付とダンサーを生成し、VRで世界同時にショーケースを見る…なんて日が明日やって来るのかもしれません。

いつの日か、表現力豊かなロボットがステージに立っているのかもしれません。

YouTubeの動画配信ですら、過去の産物になりはじめています。

“ダンスを上手く踊る”だけでは、タダのダンサーの持続可能性は激減し、高速な先細り人生になってしまうのです。

ダンサー人口600万人⁉︎

今や、ストリートダンサー人口は600万人を越えているとも言われています。

なんと、人口対比で、実に20人に1人が「ストリートダンスをやっている!」と答えるのです。

それもそのハズ、これまでの先人達が時間と情熱を傾けてここまでストリートダンスを熱く盛り上げて来てくれました‼︎

クラスに2人はストリートダンスに触れている。

近くに仲間がいるとは、心強い限りです!

“スマホを持っている。”には及びませんが、確実に日本国民の中に浸透しつつあります。

スマホは、個人カスタマイズしますよね!

自分らしいスマホを持つ。

自分らしいダンスを踊る。

もう1人のクラスメイトとは違う味を出したくなる。

過去、同じ機種の携帯を持っていると親近感が湧いたように、同じダンスジャンルで仲間が集まりました。

ところが、現在はジャンルの枠を越えて、ビジョニングが出来ているダンサーにダンサーが集っているように思います。

自分らしいダンスが、自分らしい仲間を呼ぶ。

“人と違うダンス”の近未来は、ジャンルやスキルではなく、“コミュニティー”です。

どんな風に踊るか?

よりも、

どんな人と踊るか?

が、600万人の中から、たった1人のダンサーとしてのバリューを生み出して行くのです!

ダンサーとして。

やっぱりステージに立っている時の自分が一番好きだ。

自分にしか出せない色を放ち、自分らしくいられる場所。

その時、その場所、そこにいる人。ショーはナマモノ。一度しかないその瞬間だけを生きれる瞬間。

時代の流れと、重厚感を感じながら、古いものには敬意を、新たなものには確信を求めて常に過去の自分と向き合い勝負する場所。

その大好きな場所に、どれだけ立っていたいか?

10年?5年?20年?

好きなだけ選べばいい!

それを決めた瞬間から、自分のダンサー人生の出発点だ!

仮に25歳のダンサーが10年と答えたとしよう。

すると、35歳で次のライフステージへの移行期を迎える。

その中で、結婚や出産をしていくダンサーもいるだろうし、両親が60歳を越え家を手伝う必要もあるのかもしれない。

沢山のライフパターンが変化する中、少なくとも今と10年後では全く違った景色を見ているだろう。

その大変化の中で、同じようにステージに立ち、同じようなパフォーマンスを提供できているだろうか?

CobA自身、答えはNOだ。

現在34歳の10年前のビデオを見れば一目瞭然。

スピード、キレ、パワー、目に見えるそれぞれが今のイメージには全く思い描くことができない。

更には、体重の増加や故障箇所が増えたりと満身創痍という言葉が身にしみてわかる。

しかし、24歳のCOBAはそんなこと微塵も感じていなかったように思う。

とはいえ、技術、ニュアンス、知識、フィット感など様々な部分で、思いもしなかった向上は確かな今があるのは確実だ。

ここで伝えたいのは、24歳のあの日とは、全く違う自分が今ステージに立っているということ。

それは、生活のあれこれや、人間関係、社会的立ち位置などの経験値が大きく好影響をもたらしていると言えるだろう。

今、25歳のあなたが同じ道を辿るとは言わないが、少なくとも10年後の現実は今のあなたには到底考えつくこともできないだろう。

しかしながら、思い描くことはできる。

しかも、人に笑われるほどの、壮大なビジョンの方が未来の現実に近いようだ。

今の自分のマインドブロックに屈することなく壮大なビジョンを掲げ、今を踊って欲しい。

キーワードは、”メンター”だ。

インストラクターとして。

CobAがインストラクションを始めたのは、20歳からだ。

今年で14年目。今思えば、大した知識もなくよく教えていたな。とヒヤヒヤする。情熱とチャレンジだけは忘れずに、来た仕事は断らないと決めていた。

おかげで、脳内オーバーワークが始まり、レッスンを激減させる事態に・・・それを救ったのは、ワークショップやセミナーに本気で通い始めた事だった。

ダンスレッスン以外のセミナーにも必死で通った。人生で初めての勉強( ? _ ? )

ほんのちょっとした事でも身になるならと栄養学からリーダーシップ論まで。投資マインドから世界の裏事情までだ。

それらが繋がり始めたのは本当に最近、30歳を過ぎたあたりからの出来事。

それまでは、理論武装した兵隊のようなものだったようにも感じる。

おかげで、今は1時間さえあれば”出来ない”という要望に”出来る知識”と”出来る感触”を渡す事ができるようになった。

もちろん、投資した予算や時間は回収できている部分とそうでない部分はあるが、”ありがとう”の量と質はかなりの違いを生んでいる。

コツは、自分がどれだけ心からありがとうを伝えたか?だ。

今もこれからも、学ぶことさえ止めたらどんな向上があるのだろう?

ダンスインストラクターがダンスを学ぶ。

それは、アタリマエ。

当り前の結果が欲しければそれでいい。

それが嫌なら、その他のインプットに少々の時間とお金と、多大なる情熱を傾けたらいいのでは?

30歳を超えて、身体と周りの変化に耐え切れず、あたふたするようなダンサーは幸いなことに自分の周りにはいないが、あたふたする前に消えていったインストラクターはそう少なくないはずだ。

そうは言っても、一般ビジネスオーナーからすれば些細な知識量。

個人事業レベルで見ても、インストラクターの投資金額、投資時間は軽度で済む。

社会的にもこれだけ注目を集めているダンスインストラクターが “フタを開けたら何もなかった。”なんてことは、業界全体の信頼度に影響する。

よく考えて欲しい。

公立学校の授業に組み込まれている輝かしい名誉なのだ!

30年前、第一世代から流れてきているストリートマインドを、今こそ再認識する必要がある。

キーワードは”社会的持続可能性”

ストリートダンスインストラクターは、今も心のどこかに流れているSoulをさらに昇華させ、次の世代もその次の世代も持続可能な業界を共に作っていきたいと願っている。

少し長めな文章になってしまい申し訳ありませんでした。

しかし、自分としては今のタイミングでありのまま、心のままを書きました。

ダンス業界の永続的な発展を願う、地方の個人経営のスタジオオーナーの戯言だと思い聞いてくださいませm(._.)m

最後に、自分のメンターの接骨院に掲げてある詩で終わります。

『プロとは、技術に心が伴ってプロとなる。日々研磨せよ。』